ママたちが楽しく働ける組織~NPO法人ホッピング

「おけいの職場訪問」シリーズがスタートしました♪

大きなテーマは「働く人が気持ちよく働いている職場とは?」これを探るために、組織で取り入れている制度や取り組みについて、インタビューをさせていただきます。

トップバッターは、もう4~5年のお付き合いで、仕事ではとてもお世話になっている上田茜さん。彼女のスピーディで抜けのない仕事ぶりに、いつも助けていただいています。

スタートは任意団体「ホッピング」だったのを、2015年に法人化、現在「NPO法人ホッピング」の理事長として活躍中です。

ホッピングさんは、子育て中のママの社会参加を大きな目的とし、ママ同士の交流と、ママの就業につながるような活動をされています。17人のママさんがパートタイマーとして、あるいは有償ボランティアとして働いています。

主な活動は

●ママたちが集まることができる場の提供

・和歌山市地域子育て支援拠点施設「ドレミひろば」の運営

・保活相談会

・交流会や勉強会の企画、運営

ドレミひろばの様子

●ママ講師の派遣(現在42名のママ講師が登録)

・ママ講師の交流を重視、お互いに高め合い、得意分野を育てる支援も行っている

●ママの就労支援

・セミナー、相談会の開催

セミナーの様子

今回は、「女性が働きやすい組織」というテーマで、ホッピングさんが実践されていることをインタビューさせていただきました。

ポイント1 事務作業の効率化

働くママの希望の時間に働いてもらうためには勤退管理をしっかり行い、業務連絡や引継ぎも抜かりなく行う必要があります。そのために使用しているのは、サイボウズのkintone。導入前に聞けることはとことん質問。30日の無料期間に、何ができるのかを徹底的に検証したそうです。今では給与計算もあっという間、会計処理もfreeというアプリにお任せ。最初に仕組みを作っておけば、あとは楽!これが事務作業効率化の秘訣ですね。

ポイント2 スタッフの教育

スタッフの教育を意識していなかった頃は、毎晩のように違うメンバーから相談の電話があったそうです。このままではいけないと、力を入れたのがスタッフの教育。一人一人が駒ではなく、きちんとした役割があることを伝え、みんなが希望通りの働き方をするためには、お互いに協力し合うことが重要だと、「想いの共有」の部分を重視した教育に力を入れたところ、電話がかかってくることはほとんどなくなったそうです。

ポイント3 情報の共有

勤務時間が様々なホッピングのスタッフのみなさん。今、自分たちの業務がどういう状態なのかがわからなければ、バラバラな活動になってしまいます。そうならないために活用しているのが、LINEの連絡ツール。そして、業務連絡を書くためのノート。翌日の担当者に伝えたいことを、その日の日報に書いておくことによって、翌日の担当者がスムーズに業務に入ることができるのですね。

スタッフミーティングの様子

ポイント4 想いを伝えられる工夫

仕事をしていて、あれ?なんかおかしいな、とか、ここを変えた方がいいんじゃないかな、とか、こんなことをやってみたらどうだろう、とか。そういう想いって、何かきっかけがないとなかなか言い出せないものなのかもしれません。それを解消するために取り入れているのが「やりたい事をやってみたらいいやんシート」。ネーミングからして面白い!自由に、やってみたい事を書いていいんだそうです。

また、個人面談も重視されていて、茜さんは4カ月に1回程度、一人一人と面談をするそうです。そこでは、仕事の話よりもむしろ、家庭の話の方が多くなるそうです。家庭の事情も知っておくことでより協力体制が整えられると、茜さんは語っていました。

スタッフミーティングの様子

ポイント5 自分がいなくても回る環境づくり

今回のインタビューでとても印象的だったのが、自立は、自分が自分で自分のことができる、というだけではなく、自分がいなくても回るように、周りと協力体制を築くことだという茜さんの言葉です。子育て中のママが集まる場所では、いつ誰が急に帰らないといけない状態になるかわかりません。そんな時も、帰る側も、見送る側も安心できるためには、普段からの情報共有と協力体制が必要なのですね。

茜さんのパワーの秘密

最後に、いつもパワフルに、ひょうひょうと仕事をしている茜さんに、そのパワーの秘訣を聴いてみました。

・9時に寝る

・仕事も生活も楽しむ

だそうです!

インタビューを終えて

ママが集まれる場所を作りたい!そんな茜さんの想いから始まったホッピングさんの活動。最初は親子カフェからのスタートでした。その後、事業の形を変え、新規に取り組む事業も増え、賛同するメンバーも増え、組織としては大きく育ってきましたが、その根底には「ママの幸せ」を願う、茜さんの想いがあり、その想いを共有しているママ仲間たちが生き生きと働いている、素敵な場所だと感じました。

ホッピングさんのサイトはこちら

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。