子連れ出勤OK!~ワノミライカ株式会社

[記事公開日]2018/11/04

「おけいの職場訪問」第3弾です!

今回は和歌山市に事務所がある、ワノミライカ株式会社の代表取締役、細川達矢さんにお話を伺いました。

 

 

伝統的な和の食材から身体にいいものを作ろうと、研究開発、販売されています。代表的な商品としてはママになりたい女性のためのサプリ。成分は梅。もともと梅干し屋さんだったからこその商品開発です。

ワノミライカ株式会社WEBサイト

商品のページ

 

細川社長には1年前のイベントで初めてお目にかかり、その時に女性活躍を推進しておられる企業とのことで事例発表をされていたのですが、私にとってはとても衝撃的だったんです。なんと、子連れ出勤OK!しかも、託児所があるわけではなくて、事務所内でお子さんと一緒にいながら仕事をするというスタイル。そんなことができたらいいけど、それで仕事になるのかな~とすごく気になっていたんです。

事務所に伺ってその現場がどんな感じなのか知りたかったので、今回お伺いしました。実際伺ってみて肌で感じたこと、社長から伺ったお話をまとめたいと思います。

ポイント1 解放感

これは、オフィスに入った瞬間に感じたものです。10月に入ってからオフィスを移転されたということで、まだ引っ越ししたてだそうです。前のオフィスの感じは写真でしか知らないのですが・・・。

ドアをノックしたら中から「は~い、どうぞ~」と明るい声。そして扉を開けたらみなさんからの「こんにちは~」の声。さ、挨拶をしなくては。と考えるよりもオフィスの空間に意識がくぎ付け!(笑)

入った正面にカウンターが!え!ここは!ホテル?バー?カフェ?

 

 

左右を見渡すと、広々とした空間が。仕切りがなく、事務机の周りも広々。7階なので窓の外の景色もきれいです。そして、2歳くらいのお子さんがチョコチョコ歩いていらっしゃる。解放感以外の何物でもありません。

 

 

 

働く人にとってオフィスに入った時に「気持ちいいな~」と思えるというのは、精神的にものすごく良い効果があると思います。

奥の方にハンモック発見!

 

ポイント2 既成概念から離れる

今回お邪魔して最初に聞きたかった子連れ出勤の仕組み。きっかけは、細川社長が会社を立ち上げた時に自分のお子さんが小さくて、子連れで仕事をしてみたらできちゃった。という経緯から。

そ、そういうもんですか?実際今日も一人お子ちゃまがフロアを普通に歩いてました♪ママの席の近くに行ったり、テクテク歩いたり。みなさん全然気にしてません。

みなさん、気にならないんですか?と聞くと、ならないですと。前のオフィスでは、お子さんが騒いだりしたら仕事場から離れられるように2フロアを使っていたんだけど、ほぼ誰も仕事場から離れずにお子さんと一緒の状態でした、とのこと。

気にならないコツとしては、仕事の細分化だそうです。お子さんが周りにいるときは、あまり頭を使わなくてもできる作業的なことをして、お子さんがいない時に集中して考えないといけないようなことをするそうです。

それでも疑り深い私は、そうは言っても慣れるまでは大変だったんじゃないですか?なかなかここまでしてはる先進的な会社は少ないですよね、と言うと、先進的じゃなく、原始にもどったんですよ、と。

一瞬はてなマークでした。

人間って元々は子どもが生まれたからって特別なことはなくて、普通に子どもは大人の近くにいたでしょ。と。

そして、今でも家事は子どもがいてもするでしょ。と。

仕事だって同じでしょ。と。

そうですね!たしかに!

子どもが職場にいてはいけないとか、子どもがいたら仕事にならないという既成概念があるからできないと思い込んでしまってるけど、昔はやってたんだからできないはずはない。そして、やってみたらできました。

なんてシンプルなんでしょう!

社長が最初にやってみたということがとても大きい気はしますが、思い込みを捨ててやってみるということでこれだけのことができてしまうのは本当に衝撃でした。

お子さんが周りにいても仕事ができる環境を整えていらっしゃいます。段差がほぼないワンフロアで、入り口で靴を脱いで入りますので、床もきれいです。フロアが広く机を置いてあるところ以外のスペースがゆったりしているので、お子さんが歩き回ってもさほど危険はありません。おうちの中にいるような感覚です。

おもちゃっぽいものもありますが、お子さん用のおもちゃがフロアにいっぱい置いてあるというわけでもありません。お子さんは自然に自由に遊んでいます。自然です。この場にいると、子連れ出勤、あ~、できるのかもしれないと、肌で感じました。

うまくいかなかったこととしては、子連れで来ていた人が、周りの人に気を使いすぎてしまい、続かなかったということがあったということですが、お母さんの性格や子育てに関する考え方によっては合わないということもあるのかもしれません。

ポイント3 困ったことがあればその都度考える

女性が働きやすい会社として、何か特別に用意している制度があるのかをお聞きしてみたところ、特別なことは何もなく、むしろ制度なんてなくてもいいんじゃないかな~、とのこと。仕事をするのに何かやりにくいことや困ったことがあれば、社員は社長と相談して一緒に考えるのだそうです。

要するに、やらないといけない仕事がきちんとできるのであれば、働き方は自由だということなのです。在宅勤務もOKなので、家にいないといけない時には有休を使うという発想ではなく、在宅勤務にしてきちんと仕事をするのだそうです。お子さんが急に熱を出したとしても、在宅勤務ができるのであれば気を使って休むということをしなくてもいいですよね。

在宅時の時間管理について尋ねると、しなくても、仕事の出来栄えでその人の働きぶりはわかるから、とのことでした。個人事業主と近い感覚のように思いました。ものすごい信頼関係です。

事務所にいないとできない仕事、例えば電話を取るとかその他の事務的な仕事も誰もができるようにしているので、誰かが急に抜けたとしても大丈夫なんだそうです。

ポイント4 自主性と情報共有

仕事の任せ方についてのお話も印象的でした。細川社長は仕事を振る時に、とてもアバウトに振るそうです。細かいことは、自分たちで考えてやってね、というスタイルです。そうした方が、その人が考えて、その人の良さが出てくるからと。一つの仕事を何人かのチームでやるそうなのですが、チーム内ではお互いの進捗状況を把握していて、社長もわかっている状態。

そのためのツールとしてドロップボックスやメールのリレーションという仕組みを使っているそうです。

みんなが生産性が上がるように自分で考えて動いているそうで、そのことについて細川社長の「プロ魂」という言葉が素敵でした。誰かがやってくれるだろう、とか、私にはこれは無理だ、ではなく、みんなが協力し合って最善を尽くすということができている組織だと感じました。

しっかりと自己管理をしないといけないという厳しい面もあるかもしれませんが、自分の裁量でできることにやりがいや喜びを感じることができそうです。

ポイント5 楽しい雰囲気を伝える

採用について伺いました。今いらっしゃる人は10%が紹介、30%が地元の就職フェア、60%がインディード。就職フェアに出すと、かなり人気のブースになるそうです。その秘訣を伺うと、ブースの後ろに会社の雰囲気がわかる写真を貼って興味を持ってもらうということでした。

これは今の事務所の写真ですが、こんなものがあったら気になりますよね!↓↓↓(笑)

 

 

テントは出入り自由だそうですが、一度「世界一小さい社長室」と社長が冗談で言ってしまったがために、みなさん遠慮していらっしゃるようです(笑)

インディードで表示される求人の文章にも、会社の雰囲気が伝わるように工夫されているそうです。チラっと拝見しましたが、事業内容や仕事内容や商品の事だけでなく、どんな人の来て欲しいのかや、職場の雰囲気を伝えるような文章が丁寧に書かれてあり、さすがだと思いました。自分たちのことを伝えて、それに共感してくれる人が来てくれたらいいという考え方なのだそうです。

インタビューを終えて

細川社長とお話をしていると、そんなに難しく考えなくてもいいんじゃない?というような気分になってくるから不思議です。難しく考えずにやってみたら?という感じ。まさに「Take it easy!」なんで急に英語?(笑) でもこの言葉がぴったりな気がしました。

しっかりやるべきことをやれるのであれば、働きやすい環境は自分で作って行けばいいよ。サポートが必要だったら相談に乗るよ。そんな方でした。

細川社長、ありがとうございました!